誰が為に金は出す

 本日は席料、いわゆるチャージ料についてのお話です。
 入国料とか帰宅料とか表現がありますが、要するに座った時点で発生する料金と定義致します。

 チャージ料の是非について、私自身は必ずしも無くさなければいけないとは考えておりません。
 何かお客様からお金を頂く理由があれば構わないでしょう。
 ところが実際にはお客様からお金を頂く「それなりの理由」がよくわからないお店ばかりなのです。

 メイリッシュやキュアメイド、JAMなど老舗クラスが軒並みチャージ料が存在しません。
 それなのになぜ後発組が、言葉を悪くすれば過去のケーススタディも学べ、さらに一部の店舗を除けば老舗店より条件が悪い、雑居ビルの高層階や階段のみのテナントで経営しているのに、どこに席料を頂く道理がありましょうか。一帯の賃料が値上がりしている点を考慮しても、正当化できる事では無いでしょう。

 また料金を徴収するからにはお客様は見返りを求めて当然のはず。
 仮にチャージ料500円とすると、コーヒー1杯分に相当します。
 加えてコーヒーを500円で注文すれば、お茶を飲むだけで1000円かかってしまうわけです。
 1000円と言えば銀座の一等地にあるようなクラスの価格帯です。
 で、料金に見合ったサービスがあるかといえば、これが最後までわからない事が多々あるのです。

『メイドさんとのコミュニケーション』を謳っているお店のメイドさんが、
「今日はどんな用事で秋葉原に来たのですか?」
 なんて言って済ませるコミュニケーションレベルはもはや笑いすら誘います。
 そんなのは既存のお店でもすでにある接客でしょう。

 もちろん1日限りの限定喫茶とか、ウェイトレスさんが過激な衣装などを着るイベントではチャージ料は仕方ない事かと思います。
 こちらは別途でコストがかかりやすいですし、どちらもイベント性がありそれに見合ったサービスは存在しますからね。

 しかしながら多くのお店のチャージ料は御主人様御嬢様の為にあるのではなく、経営者が食べていく為だけに存在します。
 メイド喫茶はお金儲けの手段の一つではあるものの、少なくとも私は経営者を食べさせるためにお店に通うつもりは毛頭ありません。
 自分が満足したサービスに見合った料金を支払い、それが結果的に経営者が食べられる状態になれば良いと思うのです。

 それではチャージ料を支払っても行く価値のお店の基準はどこにあるでしょう。
 それはこの記事を読まれながら、
「自分がいつも行くお店は支払っても良いと思うけどね」
「私の経営するお店はチャージ料取るお店だけど、今年で開店6周年になるよ」
 という御主人様や経営者がおられるお店の事を指すのでしょう。
 そういう多くの常連の御主人様に支えられているお店であれば、それはもう胸を張って徴収すれば良いのです。

 チャージ料の有無に関わらず閉店するお店が多いメイド喫茶界。
 少なくともこの料金が経営を助けるとは限りませんよ。


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[ 2011/09/24 11:47 ] コラム 旧コラム | TB(0) | CM(0)

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