メイドカフェは誰の為のもの?

 本日、開店初日となったキャンディフルーツに出かけた時の事です。

 元々の系列店が人気のあるお店だけに、店内の賑わいは大変なものでした。
 そして、店外ではカメラを持ったメディアの方が多々おられました。
 その中で、節度を守らない方が1人おられました。

 この方は店内を撮影し続け、店員さんだけでなく店内で食事中のお客様をも勝手に撮影していました。
 自分が撮影されていることに気づき、席の変更をお願いされてるお客様もいらっしゃいましたが、そんな事もお構い無しに撮影は黙々と続けられてました。
 実際にネットでは、モザイク付とはいえお客様が写っている画像がすでに出回っております。
 撮影されて困られている方が写っているか否かはわかりませんが。

 いったい、こういう「メディア」が増えてきたのはいつの頃からなのでしょう?
 数年前位の、アキバ系雑誌やTVの取材がメインだった時代には、こんな非礼なお話はありませんでした。

 私も何度か店内で取材に遭遇したことはありますが、
「ただいまより撮影を行います。ここからここまで撮影しますから、写って困る方は移動をお願いします」
 みたいな注意は必ず受けていました。
 具体例を挙げれば、すでに閉店してしまっている「unattico-strega」さんあたりです。

 実際に秋葉原で私が所属していたお店にも雑誌会社やTV局が取材に来たことがあります。
 でも、この方達も撮影前には一声かけておられました。
 
『片っ端から撮影して、とにかく使えそうな画像(素材)を作って、後は顔にモザイクかければ公開しても良いだろう』

 こんな乱暴なやり方は、少なくとも数年前にはほとんど見かけなかったものです。
 
 おそらく、このメディアさんには悪気と言うものが無いのでしょう。
 モザイク処理をすれば許可無く公開しても法的に問題ないのかもしれません。
 もしかすると、自分の行っていることに社会的な意義を見出してるのかもしれません。

 私はこれを「レポーター病」と定義しています。

 取材をするという公共的名誉を満たす為に、お店からもらった取材許可を濫用してしまう。
 誰かに頼まれたわけでもなく勝手に自分が始めたことなのに、気が付いたら多くの人に紹介すると言う使命を自分で背負ってしまう。
 
 しかしながら、そもそもメイドカフェはご利用されるお客様の為にあるはずです。
 撮影されて気分を害される方がおられたのであれば、それに気が付いて対処する必要はあるでしょう。
 カフェ側から許可を得ていても、お客様からは許可を得てないのです。
 気分を害されたお客様がもう来たくないと思ったら、これはもうお店にとってはマイナスしか無いのですから。
(これはお店にも責任があって、事前に撮影してはいけない対象を調整しておかねばならない事です。)

 改善法は思った以上に簡単で、

・撮影前には一言声をかけ、断られた場合には席を移動してもらうなどの対処をする。

 たったこれだけで問題は解決するはずです。

 コスプレイベントに来ているコスプレイヤーさんだって、サイト掲載に許可が必要な事が多いです。
 その際にカメラマンにHPのURLが記入されている名刺をもらう事が多いのは、自分の写真が無尽蔵に公開されるのを嫌うからでしょう。
 それとも顔にモザイク処理をすれば、コスプレイヤーさんの画像も勝手に公開して良い物なのでしょうか。
 撮影される事を前提の方々がそうなのですから、普段の、しかも食事中の自分を撮影してもらって嬉しい人、というのは世の中にあまりいないと思うのですが、皆さんはどう思われますか?


スポンサーサイト
[ 2012/09/01 21:01 ] コラム | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://medoicolumn.blog134.fc2.com/tb.php/356-a93010da