2013年 博詣

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 1月2日から上野公園では上野動物園や科学博物館などの多くの施設が開館されていました。
 最近は「初詣」ならぬ「博詣」が流行っていて、ここ東京国立博物館でも入場券を買うだけで20分ほど待たされるほどの大盛況。

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 トーハク(東京国立博物館の略)のマスコット、ユリノキちゃん。
 秋葉原の萌えキャラとは、また少し違った可愛さと魅力があるキャラクターですね。

 博物館は巳年にちなんだ、蛇に関する展示品を企画展にて公開。
 絵画や置物など蛇関連の展示品が沢山ある中、本日は秋葉原に関するブログサイトらしく、こちらの紹介を致しましょう。

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自在置物 蛇

 こちらは江戸時代に流行った自在置物という美術品です。

 細かい金属の部品を沢山使用し動物の形に模した物で、飾る時には本物と同じ部分は稼動させる事ができます。
 例えば、この「蛇」は、折り曲げた上にスタンドを用意して飾られています。

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自在置物 鷹

 これを見てピンと来たのが、秋葉原で販売しているフィギュアでした。
 最近のフィギュアは様々なところが稼動したり、パーツを差し替える事ができるのですが、これの元祖がすでに江戸時代にあったということに驚きました。さすがに萌えキャラではありませんが、蛇や鷹などの身近な動物や、龍などの架空の生き物まで、江戸の人々が愛する存在が自在置物として飾られていたようです。

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自在置物 海老

 元々この「自在置物」は、戦が無くなって平和になった江戸時代に、仕事が無くなった甲冑工(鎧や兜を制作する)の方々が作り始めたとの事。

 置物1点のパーツ数は約150点。
 器用な日本人が生み出す『ハイレベルな萌えフィギュア』の元祖は、江戸時代にあったのですね。



【本日紹介した博物館のサイト】
 東京国立博物館
(蛇の企画展は1月27日までとなっております)


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[ 2013/01/04 10:26 ] いわゆる普通のブログ | TB(0) | CM(0)

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