コミックマーケット88 散策記 Vol.3

 C88で入手した本の感想を少しずつ更新しております。
 本日は食べ歩きや秋葉原に関する本を重点的に紹介致します。

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地方同人イベントでおいしいご飯を食べる本(Markgraf)

 全国47都道府県全てのイベントに参加されたサークル、Markgrafさんが各地で食べたグルメを紹介されています。
 同人イベント会場周辺のグルメではなく、全国各地の名物紹介になっているようです。
 文章や写真はもちろん、ふんだんに使われている可愛いイラストが高ポイントでした。 

 楽しみ方としては、純粋に各地の名物を知ったり、美味しいものを食べ歩かれた作者さんに嫉妬したり、でしょうか?

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秋葉に住む Vol.22(秋葉に住む)

 タイトルの通り、『秋葉原で住む事』がテーマの同人誌です。
 新刊はシェアハウスとゲストハウスを特集されていますね。
 その他にもアキバ界隈のラーメン店や、秋葉原にも停車するTX(つくばエクスプレス)の10周年を紹介する記事など、まるでちょっとした地域新聞のような充実した内容です。 

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アキバ暮らしを楽しむ本 13(くぬぎやま通信社)

 こちらも秋葉原で住む事をテーマにした同人誌です。
 新刊では秋葉原周辺のエリア別住環境について特集されています。
 また、秋葉原周辺の駐輪場や、秋葉原のB級グルメなども紹介されており、秋葉原に住んでない方でも楽しめる事でしょう。
 本編とも言われる、間取り付の物件紹介などは、秋葉原に住んでいない私でも色々想像しながら読みふけてしまいました。 

 ひとつ前に紹介した、同じく秋葉原で生活する事をテーマにした『秋葉に住む』 と読み比べても、双方に違いがあって興味深いですね。同じテーマなだけあってイベントでは近い場所で出店されているケースが多いので、気になる方は両サークルの本を買って読み比べると一層楽しめるのではないでしょうか。

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メイド喫茶通信 ~いつか見た夢~ (メイド喫茶データバンク)

 こちらはインターネットで生中継をされていた、同タイトルの番組を文字に起こされた作品です。
 ミアカフェオーナーの平野睦さん、メイリッシュの店長まほれさんと店員のまゆみさん、橙幻郷と幻橙館のオーナーをされている大和みどりさんがそれぞれ登場した3回分の番組を1冊にまとめておられます。

 私もこの3番組のうち、2番組を視聴して、その時も有意義な時間を過ごすことが出来たのですが、こうやって文章になると、また違った魅力と言うか、伝わりやすさがありますね。番組を観てなくても、これ1冊あれば十分に伝える事が出来るかと思います。
 編集者のたかとらさんは非常に良い『文章起こし力』をお持ちなのでしょうね。
 
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ザ・同人 メイド喫茶評論本 4(M.A.I.D)

 当店の相互リンク先、M.A.I.Dさんの新刊です。
 3人の作家さんが、それぞれ二次創作としてのコンセプトカフェ論、カワイイ論、お嬢様によるおひとり様御帰宅よもやま話等を書かれておられます。
 
『二次創作としてのコンセプト喫茶』
 二次元の表現を三次元で……というのは、メイドカフェ自体が二次元のメイドさん(≒日本人が思い描く憧れのメイドさん)をテーマにした喫茶店ですので、コンセプトカフェと近いというのは良くわかりました。元々メイドさんそのものもロールプレイ(〇〇ごっこ)なので、テーマをアニメやゲームに置き換えても、それほど問題なくやっていけるのでしょう。

『「カワイイ」の正義』
 カワイイ論については、カワイイはイデア論に近いものがあるのかな?と思いながら拝読しました。
 以前TV番組でもカワイイ論が特集され、世界クラスで可愛いと言われているきゃりーぱみゅぱみゅさんが登場されていたのですが、ご本人ですらもカワイイを模索しながらお話をされており、非常に興味深いものがありましたね。
 年齢、外見、性別……。
 カワイイの基準を発見出来た方は、おそらくノーベル賞を受賞する事でしょう。
 平和賞か、生理学・医学賞のどちらかで。

『お嬢が一人で帰宅したら』
 作者のでこぴんさんは御一人様でメイドカフェを楽しまれるお嬢様で、当店もオフ会などで興味深いお話をしてくださる方で、今回の新刊でも新入りメイドさんなどの貴重なエピソード等を書かれておられます。
 上記の感想でも書きましたが、人気のあるメイドさん(可愛いと評価される事の多い)は必ずしも若さとか、顔のパーツのバランスなどが影響されるとは限らないんですよね。代わりに必要なのは愛嬌や気配りなのでしょうか。魅力的なメイドさんには、不思議なオーラを感じます。
 明確な答えが無い分、様々なアプローチで活躍できる可能性があるのがメイドさんなのかもしれませんね。

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隠れ家メイドバー 地方のメイドカフェ セカンド(まっきーのメイドバーレポート)

 一部秋葉原の隠れ家バーも登場するものの、基本はタイトルの通り地方のメイドカフェを中心に紹介されている作品です。
 特集は台湾、それも台南エリアの紹介にかなりのページを割いておられ、読みごたえは抜群でした。
 ここのサークルさんの本は読み終えても捨てることなく、本棚にずっと保管しておきたいですね。
 新刊に登場したお店に、来月あたり行くかもしれませんし。

 うんがろびーさんの可愛い表紙と、な春夏秋冬なさんのカッコいい裏表紙も必見です。

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AKIBA GUIDE BOOK C88(Twinkle Spica)

 当店が選ぶコミケ88での新刊MVPはこちらのAKIBA GUIDE BOOK C88です。
 実際にアキバツアーをされている秋葉るきさんが制作をされておられます。

 秋葉原の目的別マップ、話題のお店、オススメコース、秋葉原の有名人のインタビュー……。
 これらの充実した内容が過不足の無いスッキリしたレイアウトで掲載されているだけでなく、英語と中国語の同時併記で多言語にも対応しているという、初心者はもちろん、プロのレポーターでも及ばない、地に足の着いたガイドブックとなっています。 

 作品紹介を文章にすればたったこれだけなのですけど、それがどれだけ凄い事なのかは、実際にお読みになればお分かりになるかと思います。
 
 商業・非商業問わず、秋葉原ガイドブックを出版されるサークルや出版社は、今後数年は頂点が遠のくのではないでしょうか。


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[ 2015/08/17 09:00 ] いわゆる普通のブログ | TB(0) | CM(0)

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