グルメハンドブック 007回目 料理のハレとケ



 明日はいよいよクリスマス。
 当店でも私特製のケーキが限定で販売されます。
 終業式の帰りにでも遊びに来てくださいね。

 それじゃあ今日はクリスマスに因んだお話をしようと思います。

 外国のファーストフードチェーンが日本上陸をする事は良くあること。
 そして外国発の事業なのに日本が逆にお手本になることもあるんです。
 とある、白いヒゲのおじいさんでおなじみの某フライドチキンのお店もそのひとつでした。

 本国アメリカで、このチキンはクリスマスが1年のうちでもっとも売れない日とされてきました。
 アメリカではクリスマスには七面鳥を食べる習慣が固定化しすぎて、働いている方はヒマだったとか。
「フライドチキンは普段食べるもの」
 として売れなかったんです。

 ところが日本の経営陣はクリスマスに用の特別メニュー、クリスマスバーレルを発表。
 これが大ヒットし、日本法人の売上げを支える大きな柱となりました。
 私も何度か買いに行った事がありますけど、イブの日だけは中で食べられなかったり、専用メニューしか用意してなかったりするお店も結構あるのですよ。

『毎日食べるもの』だけでなく『クリスマスには無くてはならない物』にしたのが成功した理由なんでしょう。

 高級なイメージを持っていたお寿司や天丼などを誰でも簡単に作れるシステムを考えた某日本食のチェーン店等はこれとは逆で、敷居の高い料理を誰でも利用できるようにした活気的な方法です。

 メイド喫茶でも、実は似たような事を試みて成功しています。
 一番簡単な例がオムライスです。

 子供の食べる物であまり大人が食べようとは思われない傾向にあったこのメニュー。
 今では多くの御主人様がメイド喫茶でオムライスを頼んでいます。
 これはいわゆる萌え萌えメニューの要素が大きいからというのもありますけれども、
「メイド喫茶に無くてはならないメニュー」
 というジャンルを作ったのはやっぱり凄いと思います。

 普段見慣れているメニューを、メイド喫茶に来たら絶対に食べたいと思わせるとか。
 逆に日頃敷居が高いと考えられているメニューを、メイド喫茶がその敷居を取り払うアイデアを出せるのかとか。
 お料理一つでも、色々と面白いアイデアが浮かぶと面白いですよね。

 みさ


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[ 2010/12/23 14:59 ] コラム 旧コラム | TB(0) | CM(0)

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